税理士と行う相続ガイド

相続

相続の手続きを税理士に依頼をしても、何もかも税理士が全て手続きを進めてくれる訳ではありません。
こればかりは税理士にもよるので一概には言えませんが、相続人自らがやらなければならないこともあります。

そこで、税理士に依頼をした時に相続人が行うべき事柄について取り上げます。

まずは、相続の手続きに必要となる書類の収集です。
ある程度は税理士側が手配してくれますが、中には個人情報の関係から税理士ではどうしようもない書類も含まれます。
税理士が準備できない書類については、依頼人本人が集めなければいけません。

個人情報が含まれている書類は、戸籍関係・通帳・金融資産に関する資料・生命保険関係も含まれています。
戸籍関係の資料は税理士側が手配してくれることもありますが、書類によっては税理士には手が出ない書類も含まれています。
ただどういう書類が必要になるかは、税理士から直接説明があるかとおもいます。
税理士の説明をしっかりと聞いた上で、集めるべき書類を把握しておきましょう。

相続財産の中に不動産が含まれていれば、土地評価も必要です。
土地評価そのものは税理士が行ってくれるので心配はありませんが、立ち会いを求められることがあります。
仕事などの用事で立会が難しい場合は、断ってもらっても構いません。

土地評価などが済みある程度相続財産の把握が終われば、遺産目録を作ることがあります。
遺産目録作成は、依頼人と面談を進めながら行われます。
依頼人と面談を行う際には、相続人全員が参加する必要はなく代表者1人だけで十分です。

また遺言書がのこされていない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行います。
税理士は遺産分割協議に必要となる資料を作成し、協議が少しでもスムーズに進むように助けてくれます。
場合によっては税理士本人が、遺産分割協議に参加することも可能です。
遺産分割協議の際に疑問に感じたことがあれば、遠慮なく税理士に質問して下さい。
どんなに小さな問題でも、分からない事柄を放置するのは絶対にNGです。

遺産分割協議が終われば、税理士は遺産分割協議書を作成してくれます。
相続税申告に必要となる他の書類を準備し、相続税を申告します。
相続税を申告すると、申告書の控えが税務署から送られます。
申告書の控えを税理士から受け取ったら、大事に保管しましょう。

税理士は相続の手続きを進める上で、頼りになる存在です。

でも本当にスムーズに手続きを進めるには、ご自身の力も必要になることを肝に銘じておいて下さい。